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私のクローゼットはサスティナブル?アパレルの闇を知り、お洋服の消費を考える

ミニマリスト
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いい服が安く買えるのはなぜ?

最近は安くていいものが手軽に手に入る時代です。

メルカリなど、中古品を個人で販売できる仕組みも身近になっています。

そのためか、「安いし、似合わなければメルカリで売ればいいし」みたいな感覚でお洋服を買うことも増えたと感じます。

若い時はそんなファストファッションて本当にありがたいものだったけれど、最近はSDGs、持続可能な、といった言葉もよく聞きます。

私は30代の会社員。ファストファッションに頼る消費のままでいいのか?と感じていました。

これからの自分の消費については、それなりに納得してお金を使いたい。

この記事では、安く服が買えるってどういうことなのか、「大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実」という本から私が学んだ、“アパレルの闇”をまとめまています。

私はこの本を読んで、「安くて質のいいお洋服が簡単に手に入る」に感じていた「モヤ?」の正体を知りました。

今は普段着をレンタルすることで、「簡単に買う」から距離を置くようにしています。

「大量廃棄社会 アパレル業界の不都合な真実」から学ぶアパレルの闇

サスティナブルとは、「sustainable」=sustain(持続する)+able(〜できる)

つまり「持続可能な」「ずっと続けていける」ということ。

本を読んで知った、持続可能とはいえないアパレルの闇を3つ記載します。

①「4枚に1枚」新品のまま処分されている

これは新品のまま捨てられているお洋服の枚数

断捨離した時に、あんまり着なかったな…と罪悪感を感じながら私が捨てたお洋服は含まれていません。

企業は売れ残り覚悟でコストを抑えて生産し、全体として利益を出している。

私たちが安く手に入れられるのは、そうやって大量に作られたお洋服だから。

画像出典:環境省

②生産現場の過酷な状況

コストを抑えて生産できるのは、人件費の安い国で大量に生産するから。

大量に生産する海外の工場は、過酷な労働環境で働く、社会的地位の低い女性の労働で支えられている。

一方で、そんな安く大量に作れる海外に対抗するために、日本では技能実習生に過酷な労働をさせることで工賃を下げている。

画像出典:環境省

③リサイクルするから捨てていい?

リサイクルも既に飽和状態。

服を大事に着てその役割が終わったら別の命を与える、というリサイクルの本質を思い出し、服を買う量・処分する量を考え直す必要がある。

知ることで起きた考え方の変化

「安くていいものが簡単に手に入る」本当にいい時代になったなぁと感じていました。

でもこれが誰かや何かの犠牲の上に成り立っているとしたら。

「安いから、着なければ売るから、リサイクルに持って行くから」こういう私たちのマインド(意識)が、アパレル業界の闇を作り出しているのかもしれません。

自分のクローゼットにあるお洋服は、本当に私に自信をくれるもの?

アパレル業界について知ることは、自分のお洋服の消費について考えるきっかけになりました。

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アパレルの環境負荷については、環境省のサステナブルファッションのページ(こちら)がとてもわかりやすくなっていて、興味のある方におすすめです。いくつか画像もそちらからお借りしています。

ファッションレンタルを利用する

お洋服の消費にとって、一番のサスティナブルは、今のクローゼットの中にある服を大切に長く着ること。

ただ、私は今30代女性。大切に着たいと思っていたのに、ライフスタイルが変わって着る機会がなくなってしまった…ということもよく経験しています。

そんな「今の私」がお洋服を楽しむ選択肢として選んでいるのが、普段着のレンタルサービス

画像出典:環境省

以前はお洋服のレンタルといえば、パーティドレスや着物が多かったですが、今はテクノロジーの力を利用して、「普段着のレンタルサービス」が増えています。

私が利用する・利用したことのあるファッションレンタルを紹介します。

①airCloset

airCloset (以下エアクロ)はスタイリストさんが選んでくれたお洋服(普段着)がレンタルできる定額制のサービス。

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最近普及している、シェアリングエコノミー(カーシェアや民泊といった、いろいろなものをシェアするサービス)の一つです。お洋服のシェアサービス(借りる服は新品ではない)なので、1枚の服が長く、いろいろな人に着られます。

また、私の考えるエアクロの良さはコーディネートをお任せできるところ。自分で「選ぶ」ことから離れることで、SNSで紹介されているお洋服が欲しくなるということも減ったように感じます。

②メチャカリ

メチャカリ はアパレルメーカーが運営するお洋服のサブスクです。

\メチャカリの利用はアプリのダウンロードから/

メチャカリを運営する、株式会社ストライプインターナショナルのSDGsのページはこちら

新品のお洋服を自分で選んでのレンタルですが、返却されたお洋服は自社のサイトでUSEDとして販売されています。普段着のレンタルに興味はあっても、お洋服を他人とシェアするのは…という方にも使いやすいファッションレンタルサービスだと思います。

③EIDTS.CLOSET※2024年3月サービス終了

エディストクローゼットは大人の女性の普段着がレンタルできるお洋服のサブスクです。

お洋服はシェアアイテム。新品ではありません。EDIST.CLOSETは、レンタルアイテムを使ったコーディネートの投稿が、公式ブログやインスタグラムで豊富に行われています。コーデの提案も利用者みんなでシェアできるところがお気に入りです。

持続可能なクローゼットを求めて

まだまだ、一般的ではない普段着のレンタルサービス。今のファッションレンタルの仕組みが完全にサスティナブルか?という点については、疑問もあります。(運送・クリーニング・レンタルするお洋服の製造は?など)

最近は製造工程や原価率を公表するといった透明性のあるブランドも増えていて、そういったブランドの服を買って大事に長く着ることで、サスティナブルにファッションを楽しむという選択肢もあります。(本で紹介されていたのは「10YC」というブランド。私もいつかは使ってみたい。)

どういった選択をしても、「簡単に買って捨てない」という意識が世の中で普通になれば、安く大量に生産して、残ったら処分するというアパレルの仕組みも変わるかもしれません。

個人個人の服の選び方、考え方、マインド(意識)が変わることがまずは大切だと感じています。

出典:環境省

私はこれからもファッションを楽しめるように、「持続可能なクローゼット」を探していきたいと思っています。

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